eMAXIS Slim 全世界株式は大大大人気の投資信託!
しかし、「オールカントリー」と「除く日本」の2種類あるため、どちらを選ぶべきなのか悩みますよね。
両者の違いは、投資対象に日本が含まれるかどうか。
「オールカントリー」は全世界の株式が投資対象であるのに対し、「除く日本」は日本を除いた全世界の株式が投資対象です。
この記事では、「オールカントリー」と「除く日本」のそれぞれのおすすめな人の特徴や両者の違いを分かりやすく解説していきます。
オルカンがいいと聞いて投資しようとしたら種類があってびっくり!
何が違うの?
eMAXIS Slim 全世界株式の「オールカントリー」と「除く日本」はどっちがいいのかな?
このような悩み解決します。
この記事を読めば、あなたが「オールカントリー」と「除く日本」のどちらを選ぶべきが分かるでしょう。
ぜひ最後まで読み進めてくださいね。
「オールカントリー」がおすすめな人3選
オールカントリーへの投資は以下の人におすすめです。
- 全世界の株式に分散投資したい人
- 長期投資を目指している人
- 自動リバランスを望む人
詳しく説明します。
①全世界の株式に分散投資したい人
「オールカントリー」は全世界の株式に分散投資したい人におすすめです。
オールカントリーの投資対象は、その名の通り全世界。
もちろん日本も含まれています!
そのため、これ1本で世界中の株式に分散投資できます。
このように、「オールカントリー」は1つの国や地域に依存することなく、リスクを分散した投資を行いたい人に最適です。
②長期投資を目指している人
長期投資を目指している人にも「オールカントリー」はおすすめです。
オールカントリーの投資対象は海外株式。
海外株式への投資は、株式投資の中でも特にハイリスク・ハイリターンと言われています。
価格の変動も激しいため、長期投資を前提で始めることで利益を得られる可能性が高くなるでしょう。
数ヶ月、数年の短期の価格変動に惑わされることなく、数十年といった長期投資を目指している人におすすめです。
③自動リバランスを望む人
「オールカントリー」では、ファンド内でリバランスを自動で行ってくれます。
リバランスとは市況に応じて投資対象国や採用銘柄を入れ替えること。
自分で経済市況を確認しながら、投資比率を考えたり、投資国の変更や銘柄の変更を行う必要がありません。
世界中の株式に投資し、手間をかけずに運用を続けられるのは嬉しいですよね!
「除く日本」がおすすめな人3選
一方、「除く日本 」への投資がおすすめの人はどんな人でしょうか?
- 日本経済の成長に期待していない人
- 日本円を投資対象の1つとして考えている人
- 日本株を持っている人
①日本経済の成長に期待していない人
日本経済の成長に期待していないため、日本を投資対象から外したい人は、「除く日本」を選ぶといいでしょう。
なぜなら、「除く日本」はその名の通り日本を除いた上で、全世界の株式に投資しているから!
実際に、日本の株式市場は約30年間ほぼ横ばいですよね。
その一方でNYダウは、この30年間で多少の上下はあったものの右肩上がりに成長しています。
将来的にも日本市場の成長には期待できない!
と考える人は「除く日本」への投資がおすすめです。
②日本円を投資対象の1つとして考えている人
日本円を投資対象の1つとして考えている人も、「除く日本」への投資をおすすめします。
例えば日本円で給料をもらっている人は、保有通貨の割合は日本円が1番多いのではないでしょうか?
つまり、「日本株式」と「日本円」はともに日本に投資していることになりますよね。
日本円の預貯金を投資対象の1つとしてポートフォリオに組み込んでいる場合には、「除く日本」を選択することで日本の重複を避けることができます。
資産 | 投資対象 | 投資国 |
預貯金 | 日本円 | 日本 |
株・投資信託 | eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本) | 海外 |
③日本株を持っている人・個別に投資したい人
すでに個別に日本株を保有している人・自分で日本株に投資したい人も「除く日本」への投資がおすすめです。
その理由は既に日本株を持っている人がオールカントリーを保有すると、保有している日本株の割合を高めることになってしまうから。
意図的に高めているのであればOKですが、そうでない場合には注意が必要です。
加えて、株式優待や高配当株投資を目的として日本株に投資したい場合も日本株の割合を高めることになるため「除く日本」を選択する方が望ましいでしょう。
「オルカン」と「除く日本」の違いは?
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)とeMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)を比べてみましょう。
以下の9つの視点で比較していきます。
- 指標(ベンチマーク)
- 国別配分率
- 資産配分率
- 組み入れ銘柄の比率
- 純資産総額
- コスト
- リターン
- チャート
- ファンドの設定日
①指標(ベンチマーク)
eMAXIS Slim 全世界株式の「オールカントリー」と「除く日本」は異なる指数をベンチマークにしています。
- オールカントリー:MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス(配当込み、円換算ベース)
- 除く日本:MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(除く日本、配当込み、円換算ベース)
この指標は、アメリカのMSCI社が作成しています。
ベンチマークを確認する際は「除く日本」の文言の有無をチェックしましょう!
②国別構成比率
次に、国別構成比率を見てみましょう。
「オールカントリー」と「除く日本」の国別構成比率は、日本の有無と割合は若干異なるものの、投資国はほとんど同じなのです。
以下が「オールカントリー」の資産配分のデータです。
続いて以下が、「除く日本」のデータです。
名前の通り、日本は入っていません。
「オールカントリー」と「除く日本」もアメリカの投資割合は6割を超えています。
「除く日本」は、日本を除いた分、他の国の割合が少し増えていることがわかりますよね。
このように投資割合こそ若干違えど、投資国や地域はほとんど同じと言えます。
国別構成比率の比較一覧表
組入国・地域 | オールカントリー | 除く日本 |
アメリカ | 62.3% | 65.9% |
日本 | 5.5% | ー |
イギリス | 3.7% | 3.9% |
フランス | 2.9% | 3.1% |
カナダ | 2.9% | 3.0% |
スイス | ー | 2.5% |
その他(先進国) | 12.0% | 10.2% |
中国 | 3.2% | 3.4% |
インド | 1.7% | 1.8% |
台湾 | 1.6% | 1.7% |
その他(新興国) | 4.2% | 4.5% |
③組入通貨の比率
「オールカントリー」と「除く日本」の組み入れ通貨の比率もほとんど同じです。
以下が「オールカントリー」の通貨の構成比率です。
続いて以下が「除く日本」のものです。
両者の1番の違いは、当然ですが「除く日本」は円の5.8%が除外されていること。
また、「除く日本」では、韓国ウォンが1.3%入っています。
「除く日本」では日本円の代わりに外貨の比率が少しずつ増えていますね。
とはいえ、それも大きな差があるわけではなく、わずかな差と言えるでしょう。
組入通貨の比率の比較一覧表
組入上位通貨 | オールカントリー | 除く日本 |
アメリカドル | 63.0% | 66.8% |
ユーロ | 7.8% | 8.3% |
円 | 5.8% | ー |
イギリスポンド | 3.7% | 3.9% |
香港ドル | 2.9% | 3.1% |
カナダドル | 2.8% | 3.0% |
スイスフラン | 2.4% | 2.5% |
オーストラリアドル | 1.7% | 1.8% |
インドルピー | 1.7% | 1.8% |
ニュー台湾ドル | 1.6% | 1.7% |
韓国ウォン | ー | 1.3% |
④組み入れ銘柄の比率
驚くべきことに、組み入れ上位銘柄は全く同じ!
「除く日本」の方が、各銘柄の割合が若干高い程度ですね。
例えばそれぞれに10万円投資した場合と仮定すると、Appleの株式は
- オールカントリー⇒4,500円
- 除く日本⇒4,800円
購入していることになります。
繰り返しになりますが、「オールカントリー」と「除く日本」では、銘柄・比率共に大きな差がないことが分かります。
組入銘柄の比較一覧表
上位銘柄 | オールカントリー | 除く日本 | |
① | Apple | 4.5% | 4.8% |
② | Microsoft | 4.0% | 4.2% |
③ | Amazon | 2.1% | 2.2% |
④ | NVIDIA | 1.7% | 1.8% |
⑤ | ALPHABET INC-CL A | 1.5% | 1.6% |
⑥ | META | 1.1% | 1.2% |
⑦ | TESLA | 0.9% | 1.0% |
⑧ | UNITEDHEALTH | 0.8% | 0.9% |
⑨ | ALPHABET INC-CL C | 0.8% | 0.9% |
⑩ | ELI LILLY&CO | 0.8% | 0.8% |
⑤純資産総額
純資産総額とは、このファンドにどれくらいお金が集まったかどうかというファンドの規模を表すもの。
オールカントリー | 除く日本 | |
純資産総額 | 15,006億円 | 3,105億円 |
オールカントリーが圧倒的な純資産総額ですね!
「オールカントリー」と比較すると「除く日本」が少なく感じますが、全くそんなことはなく、両者とも投資をするのに申し分のないレベルの純資産総額です。
⑥手数料
両者の手数料は以下の通りです。
ファンド名 | eMAXIS Slim 全世界株式 (オール・カントリー) | eMAXIS Slim 全世界株式 (除く日本) |
購入時手数料 | なし | なし |
信託報酬 (税込) | 0.05775%以内 | 0.05775%以内 |
信託財産留保額 | なし | なし |
解約手数料(税込) | なし | なし |
まさかの全く同じ!!
手数料等に関しては、「オールカントリー」と「除く日本」は全く同じです。
⑦リターン
以下が、「オールカントリー」と「除く日本」のリターンです。
やや「除く日本」の方がリターンはいいですが、ほとんど同じです。
つまり、「オールカントリー」と「除く日本」はほぼ同じ値動きをしているということですね。
共通点の多い2ファンドですね!
リターン比較一覧表
オールカントリー | 除く日本 | |
1年 | 40.04% | 40.18% |
3年 | 17.98% | 18.14% |
5年 | 17.62% | 17.77% |
設定来 | 144.70% | 146.80% |
⑧チャート
「オールカントリー」と「除く日本」のチャートを確認してみましょう。
以下の画像では、オレンジのラインが「オールカントリー」、青色のラインが「除く日本」を表しています。
チャートはほとんど同じで、違いが分からないレベルですね。
「オールカントリー」と「除く日本」の過去の実績や値動きはほとんど差がないことが分かります。
⑨ファンドの設定日
eMAXIS Slim 全世界株式シリーズはとても人気なので、昔からあるように感じますよね!
しかし実は、ファンドが始まったのは最近なのです。
オールカントリー | 除く日本 | |
ファンドの設定日 | 2018年10月31日 | 2018年3月19日 |
「除く日本」の方が半年ほど早く始まったファンドなんですね!
というわけで、設定日は異なりますが両者ともまだ始まって日が浅いファンドということが分かります。
「除く日本」の方がやや運用成績がいい理由
リターンやチャートを確認するとほとんど同じ値動きですが、若干「除く日本」の方が成績がいいですよね。
これにはアメリカ株と日本株の割合の差が影響していると考えられます。
両者の割合は、以下の通りです。
組入国・地域 | オールカントリー | 除く日本 |
アメリカ | 62.3% | 65.9% |
日本 | 5.5% | ー |
3.6%の差がありますね!
次に、日経平均株価とNYダウの30年間の株価を比較してみましょう。
過去20年でアメリカ株は2倍以上に成長したにも関わらず、日本株はほぼ横ばい。
要するにアメリカ株を含んでいる割合が「除く日本」の方が若干多いため、運用成績でも「除く日本」の方が若干パフォーマンスがいいということです。
「オルカン」と「除く日本」の投資シュミレーション
過去の実績を比較すると、「除く日本」の方がややパフォーマンスがいいことが分かりましたよね。
では具体的にどのくらいの差があったのかを過去5年の利回りを用いてシュミレーションしてみましょう。
積立投資
毎月1万円を5年間積立した(投資額60万円)と仮定してシュミレーションを行いました。
オールカントリー | 除く日本 | |
運用利回り(5年) | 17.6% | 17.8% |
運用資産額 | 951,506円 | 956,808円 |
オールカントリー
オールカントリーの過去5年の利回りは、17.6%でした。
投資額60万円に対して、5年で95万1,506円になっています。
投資益は約35万円ですね!
除く日本
続いては、「除く日本」を毎月1万円積立した場合です。
過去5年の利回りは17.8%。
「オールカントリー」より0.2%利回りが高いですね!
「除く日本」の投資益は約95万7000円。
オールカントリーより5000円ほど運用成績が良かったのです。
一括投資
一括投資でもシュミレーションしてみましょう。
積立投資と同様、過去5年の利回りを使用し、100万円を一括で投資した場合のシュミレーションです。
オールカントリー | 除く日本 | |
運用利回り | 17.6% | 17.8% |
運用資産額 | 2,395,541円 | 2,419,265円 |
オールカントリー
オールカントリーは5年で100万円が約239万5000円になっていますね。
除く日本
一方、「除く日本」は100万円が5年で約241万9000円。
「除く日本」の方が、約23000円ほど運用成績が良かったですね!
eMAXIS Slim 全世界株式シリーズの特徴
ここまで「オールカントリー」と「除く日本」の違いについて説明しました。
両者とも三菱UFJアセットマネジメントが運用するeMAXIS Slim 全世界株式シリーズですよね。
そのため、eMAXIS Slim 全世界株式シリーズの特徴についても知っておきましょう。
三菱UFJアセットマネジメントが運用する投資信託の総称がeMAXISシリーズ。
その中でも低コストに重点を置いているのが、eMAXIS Slimシリーズなのです。
三菱UFJアセットマネジメントが運用するeMAXIS Slim 全世界株式シリーズの特徴は以下の通りです。
運用会社 | 三菱UFJアセットマネジメント |
運用方法 | インデックス運用 |
購入手数料 | なし |
信託財産留保額 | なし |
信託報酬(税込) | 0.05775% |
新NISA(つみたて投資枠) | 対象 |
新NISA(成長投資枠) | 対象 |
購入手数料や信託財産留保額は無料で、信託報酬は業界最低水準の0.05775%!
新NISAの投資枠は、「つみたて投資枠」でも「成長投資枠」でも利用可能です。
「オールカントリー」、「除く日本」」ともに、『投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 』で2019年から2023年まで5年連続ランクインしています。
繰り返しになりますが、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)とeMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)はともに三菱UFJアセットマネジメントが運用するeMAXIS Slim 全世界株式シリーズの一員!
共通点が多いのも納得ですよね!
その他全世界株式ファンドとの信託報酬の比較
先ほど信託報酬は「業界最低水準の0.05775%」とお伝えしましたが、実際にこれがどのくらい安いのかを確認してみましょう!
以下が、その他の全世界株式ファンドとの比較表になります。
ファンド名 | 運用会社 | 信託報酬 |
---|---|---|
つみたて全世界株式 | 三菱UFJアセットマネジメント | 0.198% |
たわらノーロード 全世界株式 | アセットマネジメントOne | 0.1133% |
楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天・VT) | 楽天投信投資顧問 | 0.132% |
楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド(楽天・オールカントリー) | 楽天投信投資顧問 | 0.0561% |
全世界株式インデックス・ファンド | ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ | 0.528% |
SBI・全世界株式インデックス・ファンド | SBIアセットマネジメント | 0.1022% |
SBI・V・全世界株式インデックス・ファンド | SBIアセットマネジメント | 0.1338% |
一般的にインデックスファンドの信託報酬の平均は0.1~0.2%程度と言われています。
そのため、他のファンドが決して信託報酬が高いわけではありません。
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)とeMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)の信託報酬0.05775%が特に低コストなのです。
オルカンの中の日本企業の上位10銘柄
オールカントリーに含まれる日本企業を確認しましょう。
オールカントリーに含まれる、日本企業上位10銘柄は以下の通りです。
組入企業銘柄 | 比率 |
トヨタ | 5.4% |
ソニー | 3.3% |
三菱UFJ-FG | 2.7% |
キーエンス | 2.4% |
東京エレクトロン | 2.3% |
信越化学 | 2.1% |
日立製作所 | 1.8% |
三井住友-FG | 1.7% |
リクルート | 1.7% |
三菱商事 | 1.5% |
上位銘柄のみで約25%を占めていることが分かります。
トヨタが1位で5.4%!
これらの銘柄を個人で投資している場合には、「除く日本」を選択するといいかもしれません。
日本の未来予測は?
「オールカントリー」と「除く日本」を選択するする場合には、『日本の未来に期待できるのか?』が1つのものさしになるでしょう。
ではこれからの日本は、どんな社会になると言われているのでしょうか?
日本はこれから人口減少・少子高齢社会だと言われています。
以下の画像をご覧ください。
日本の人口がどんどん減少し、65歳以上の人口割合も増加していることがわかりますよね。
例えば今から約40年後には、人口は1億人を切って高齢化率も38%まで増えるという予測になっています。
人口が減れば働く人が少なくなり、経済成長率も低下していく可能性が高いですよね。
一方で少子高齢社会の日本だからこそ、AIや自動化技術の発展や移民の受け入れ政策が行われて人口減少に歯止めがかかるという可能性もゼロではありません。
1990年代初めのバブル期には、MSCIの日本株の組み入れ比率はなんと40.2%!アメリカを抜いて世界一だった時期もあるのです。
日本の将来は少子高齢社会というのはほぼ間違いないですが、期待ができるかできないかはあくまで個人の考え。
これを機に日本の将来についてじっくり考えてみましょう!
人口が増えるメリットは?
人口が増えるメリットとしては、以下の3点が挙げられます。
- 消費が増える
- 若い労働力が確保できる
- 経済の発展が見込める
人口減少の課題がある先進国は日本だけではありません。
むしろ、人口減少は先進国共通の課題とも言えます。
一方アメリカは移民の受け入れにより、先進国の中では珍しく人口の増加が予想されています。
もちろん、人口の増加と株価の成長は必ずしも一致するわけではありません。
しかし一般的には、人口が増えると投資家の期待も高まると言われています。
日本株式の成長は期待できる?
日本の将来は人口減少・少子高齢社会であることは説明しましたね。
では、日本株式の成長についてはどうでしょうか?
意見の分かれるところではありますが、日本株式の未来については明るい話題も少なくはないのです。
中国への投資マネーが日本に向かえば、日本株は上がる!
日経平均株価は2050年頃には30万円程度になるのではないか?
今までの日本がデフレで株価も安すぎた!これからはインフレ傾向になるため株価は上がる!
将来の話なので正解は誰にも分かりません。
しかし日本株式に関して言えば、意外とポジティブな意見があるのも事実です。
オールカントリーに関するよくある質問
- オールカントリーとS&P500の両方に投資するのはありですか?
-
結論から言うと、「なぜオールカントリーとS&P500両方に投資したいのか?」の答えによっておすすめできる場合とできない場合があります。
以下の記事で詳しく解説しています。
オールカントリーとS&P500の両方投資はあり?迷っている方必見 この記事で解決できること オールカントリーとS&P500両方に投資するのはあり? オールカントリーとS&P500のメリット・デメリット 「全世界株式をおすすめしない… - 「オルカンはおすすめしない」というのは本当ですか?
-
オルカンを始めとする全世界株式をおすすめしないと言われる理由については以下の記事内で解説しています。
オールカントリーとS&P500の両方投資はあり?迷っている方必見 この記事で解決できること オールカントリーとS&P500両方に投資するのはあり? オールカントリーとS&P500のメリット・デメリット 「全世界株式をおすすめしない…
- eMAXIS Slim 全世界株式をiDeCoで始めるにはどうすればいいですか?
-
iDeCoは証券会社によって取扱ファンドのが異なるため注意が必要です。
以下の記事でiDeCoでのeMAXIS Slim 全世界株式への投資について解説しています。
eMAXIS Slim全世界株式のiDeCo!失敗しないコツは? この記事で解決できること iDeCoでeMAXIS Slim全世界株式(オルカン)に投資できる証券会社はどこ? iDeCoのメリット・デメリット iDeCoにおすすめの全世界株式インデッ… - オルカン以外の全世界株式に投資しているファンドは何がありますか?
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まとめ
この記事ではeMAXIS Slim 全世界株式「オールカントリー」と「除く日本」のどっちを選ぶべきなのか?について解説しました。
将来のことは分かりませんが、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)の現在の日本の組み入れ比率は約6%。
ファンドのパフォーマンスや値動きもぼぼ同じですが、アメリカ株式が好調なのが影響しており、直近では「除く日本」の方が若干パフォーマンスがいいと言えます。
とはいえ、現状では影響力はほとんどないと言えます。
おさらいです!
「オールカントリ-」への投資がおすすめなのは以下のパターンの人です。
- 全世界の株式に分散投資したい人
- 長期投資を目指している人
- 自動リバランスを望む人
一方、「除く日本」がおすすめなのは以下のパターンの人です。
- 日本経済の成長に期待していない人
- 日本円で給料をもらっている人
- 日本株を持っている人
これらを聞いても、どうしても決められない方は、全世界にまんべんなく投資できる「オールカントリー」をおすすめします。
日本の株式に今後期待できるかどうかをこの機会に考えてみましょう!